考える会について

埼玉の聴覚障害教育を考える会は、聞こえない人の成長期を支援し、よりよい教育を目指していく団体であり、ろう者やろう学校卒業生・保護者・地域の手話関係者・学校関係者が集い、埼玉の聴覚障害教育を共に考え、活動する団体です。
また全国組織である「ろう教育の明日を考える連絡協議会」に加入し、ろう教育を考える全国討論集会などを通して、全国各地のろう学校状況や動きなど情報が集まっています。またろう者、手話通訳者、手話協力員、ろう学校関係者そして難聴学級の先生、言語聴覚士、研究者など約70名の会員が集まり意見交換や情報交換などを行っています。

設立までの経過

1995年に「埼玉に専攻科を含む独立した高等ろう学校の設立を」を合言葉に社団法人埼玉県聴覚障害者協会を初め、埼玉県手話通訳問題研究会、埼玉県サークル連絡協議会、ろう学校教員、ろう児を持つ親が集まり、「高等ろう学校独立設置推進協議会」が設立されました。話し合いを重ねるにつれ、高等ろう学校設立についてだけでなく、埼玉のろう教育についてさまざまな課題が出てきました。

聴覚障害教職員のろう学校への採用の問題
教員の手話研修の場の保障の問題
聴覚障害の早期発見、早期療育・教育制度の充実の問題
ろう重複児の問題
ろう学校と社会とのつながりの問題

埼玉県聴覚障害者協会が主催していた「埼玉ろう教育・労働フォーラム」では上記の課題を大切にしながら進められてきましたが、年一回の フォーラム開催では、課題の解決に向けた取り組みの継続性という面で弱いところがありました。フォーラムが終了した後もフォーラム実行委員会と高等ろう学校独立設置推進委員会との共催で聴覚障害教育に関する学習会を2回行いました。

フォーラムまた学習会では、ろう者、手話通訳者、手話関係者などそれぞれの立場からろう者の社会生活、手話通訳活動実態、聴覚障害教育に対する意見などを話して頂きました。ろう児を持つ保護者、ろう学校教員にとっては、はじめて聞くことも多く、お互いに学びあい連携していく場としてあらためてこのよ うな機会の大切さを実感しました。

このようなことから「埼玉ろう教育・労働フォーラム」の問題意識と「県立高等ろう学校独立設置推進協議会」の組織・連携の力を合わせ埼玉の聴覚障害教育をより良いものとしていくための新しい形として、「埼玉の聴覚障害教育を考える会」を結成しました。

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